ライザップって本当に全額返金してくれるの?
返金してくれないって噂も有るけど本当はどうなの?
私は2018年にライザップへ通っていました。(2023年6月現在再ライザップ中です!)
当時は全額返金制度がとても魅力的で、最悪の場合も考えて入会することにしました。
ライザップに通って成果が出ないなら30日以内の全額返金制度を利用したいですよね。
もしもの時の保険みたいに結構あると安心できます。
でもネットで検索していると返金できなかったなんて良からぬ噂もちらほら出てきて本当のところはどうなのか心配・・・ネット上の情報をまとめてみました。
- ライザップの全額返金制度詳細
- 全額返金制度はどうして嘘だという噂があるのか
- 他の方法での退会
【30日間全額返金保証制度】はどんな制度?
現在ライザップの【30日間全額返金保証制度】は改定して正しく運用されています。
ネットで検索しているとライザップの全額返金制度は嘘だったという記事が出てきますが、2015年に規約改定する前のものです。
2023年現在、ライザップの規約は改定されていて『プログラム開始から30日間は、いかなる理由であっても全額を返金する』というスタンスで運営されています。
この規約は改定前に消費者団体に指摘されてニュースとなったことがきっかけで改定されたいきさつがあるのです。
改定前は色々な条件が付帯していて全額返金制度を利用できなかったので、制度が利用できなかった人のネガティブな言動などがツイッターを賑わせていましたが、インターネット上には削除されずに残っているという事です。
会則を過去に改定した経緯
広告改善を求めていたのは『ひょうご消費者ネット』という神戸市のNPO法人です。(*国の認定を受けた適格消費者団体)
RIZAPはCMやホームページ、パンフレットで「内容に納得できなければ開始から30日間全額返金を保証する」としているが、 この広告について「返金条件が会則で『会社が承認した場合』と定められており、確実な返金を意味する『返金保証』と矛盾する」と指摘し、誇大広告を禁じた特定商取引法などに触れると主張している。
5月に記載削除を申し入れ、1ヶ月以内の回答を求めていた。
引用元:神戸ジャーナル
広告の内容が誇大広告や不当表示に当たるとして削除を求められていた問題に対して、制度を改定することを発表したんですね。
それまで誇大広告と言われることもあったけど、完全に文言一致になりました。
改定で制度はどう変わったの?
ライザップから2015/6/18にプレスリリースされたのがこちら
コース料金【30日間全額返金保証制度】リニューアルのお知らせ
- 結果やサービスにご満足いただけなかった場合に加え、引越し、転勤など ”いかなる理由でも” 返金対象に -
当社では全てのお客さまに、安心して最高のダイエットの第一歩を踏み出していただくため、「30日間全額返金保証制度」を導入しております。
今般、さらに最高水準の結果をお約束すべく、本制度を、30日以内であれば、いかなる理由でもコース料金全額を返金する内容に全面リニューアルいたします。
① 返金に際しての会社による承認規程を全面的に撤廃いたします。
② 自己都合・担当変更等による退会も、全て全額返金の対象にいたします。
なお、会社が販売する物品につきましては、従前と同様に全額返金の対象外とさせていただいております。
返金制度を利用しての詐欺などの不測の事態を予測して承認制度を設けていたみたいですが、すべて撤廃となりました。
利用者はわかりやすくて安心できます。
それでは会則の改善点を見ていきましょう!
会則の【変更前】
変更前
6. 以下の各号に定める場合、会員は、本条に基づく支払い済みの諸費用の返金を受けられないものとします。
(1)会員の転勤、引越し、仕事の都合、妊娠その他自己都合による退会の場合。
(2)人事異動や病気その他会社の都合により、トレーナーの担当変更が生じた場合。
(3)トレーニング当日のキャンセル及び変更が合計2回以上ある場合。
(4)前号に定める場合のほか、トレーニング日時の変更が合計4回以上ある場合。
(5)食事の報告を行わなかった日が合計3日以上ある場合。
細かく規定されていますね.
会員・トレーナー・会社の三者で協議し会社が承認した場合は全額返還とされていたので上記以外にもライザップで認めてもらえなければ返金制度を利用できなかったのです。
この条件をクリアするのは結構ハードルが高く、泣き寝入りした善良な消費者もいたのでしょうね。
そして改定された会則からはこの文言は消えました。
会則の【変更後】
変更後
1. 会社は、会員から返金の申し出があった場合、次の各項に従って、会員に対して支払い済みの諸費用の全額を返還します。
この場合、会員は本クラブを退会したものとみなします。
2. 前項に定める返金の手続きは、来店のうえ書面で行うものとし、電話、ファクシミリ、電子メールその他の手段による手続きには応じかねます。
3. 会員が会社と割賦販売契約を締結して諸費用を支払っている場合、支払い済みの諸費用を返金いたします。
4. 会員による会社への返金の申し出は、利用開始日から30日以内(当該日が営業日でない場合は、その翌営業日とします。)に手続きを行うものとして、それ以降は返金の申し出を行うことができないものとします。
5. 本条に基づいて支払い済みの諸費用の返金を受けた会員は、以降本クラブの諸施設を一切利用できません。
6. 前各項の規定に関わらず、会社が販売する物品(健康食品、化粧品類等を含みますがこれらに限られません。)については、第1項に基づく全額返金の対象外です。
本リニューアルは、「RIZAPが、世の中に存在するいかなる商品・サービスの中で、最高の減量結果を出し続ける」という強い覚悟のあらわれであり、今後、その覚悟の成果を実績として証明してまいります。
「プログラム開始から30日間は、いかなる理由であっても納得できない場合は全額を返金する」という瀬戸健社長の力強い自信に満ちた発表は痩身ジム経営の先駆者としての地位を揺るぎのないものにしたと感じます。
【30日間全額返金保証制度】を利用した退会の条件
返金制度を使うことの出来る条件として一つは入会時に契約したコースの初回利用日から30日間のみに限られるという事です。
初回のセッションから30日だと有る程度結果が出始めているところなので、判断できるという事で期間限定しているようですね。
そしてもう一つの条件として、返金の手続きは、来店のうえ書面で行うものとし、電話、メール等の手段による手続きは受け付けないと明記されています。
気の弱い人やトレーナーと仲良くなった人はやはり退会を躊躇しますよね。
でも全額返金するぐらいの事態であればそうも言ってられないのではないでしょうか。
そして制度を利用した場合の条件として
「30日間全額返金保証を利用すると、再入会できません」
ライザップでは30日間返金保証制度を利用した“退会”以外に“休会”という制度もあります。
ほんとに良かったと思うならば退会ではなく休会にしておいた方がよさそうですね。
実際RIZAPの退会率=返金保証制度利用率は全体の5%程度なので、5%に当たる人たちは利用出来ているということです。
【30日間全額返金保証制度】を利用した退会理由
【30日間全額返金保証制度】を利用して退会した人達は、どんな理由で辞めたのか気になりますね。
公式サイトやネット上のサイトなどの理由を集めてみました。
- 引越し
- 仕事が忙しくなった
- 想像していたのと違った
- 家族の介護で忙しくなった
- 結婚することになった
- 転勤になった
- 妊娠した
- 怪我をした
- 病気になった
- 糖質制限やトレーニングについていけなかった
- 失業した
- トレーナーとの相性が悪かった
といろいろですね。
ただしこれは表面上の理由で実際はそんな単純できれいごとな理由ではないように思います。
それは自分に置き換えて考えると分かることですが、いざやめようと思って理由を聞かれたときに本当の事言いませんよね。💦
上司が嫌で会社辞めるのに上司に面と向かって「あなたが嫌だから」という人はほぼいないことからも本当の理由は計りしれません。
思ったより痩せなかった人やトレーナーと合わなくて嫌な思いをした人、最初から返金してもらうつもりでやってる人も多いのではないかなっ思います。
⇩ライザップに行って後悔している人の特徴をまとめてあるので読んでみてね
>>『ライザップに行って後悔する人』特徴が当てはまる人はご用心!
制度が適用されず対象外になるもの
ライザップで販売する物品は対象外となります。
サプリやプロテインやウエアなどの購入代金は自腹ということです。
当たり前と言えば当たり前ですね。
返金されるのはあくまでもトレーニング代金。
そして分割払いを利用している人のすでに支払った分割手数料は返金対象外です。
分割払いには手数料が19.8%/年かかる仕組みになっており、その手数料分は利用者負担。
初回支払い時の銀行振込料も返金されません。
【30日間全額返金保証制度】を利用したときの退会時の返金額
退会時の返金額
基本の2カ月コースだと
入会金50,000円+298,000円/2カ月=合計348,000円+消費税34,800円=総支払額382,800円
支払っています。
ライザップは店舗での現金払いが出来ないので一括払いの場合は銀行振り込みとなるので振り込み手数料は戻りません。
支払代金は348,000円満額で返金されます。(物品購入がない場合)
又月々の分割払いの場合でライザップと割賦販売契約を締結して諸費用を支払っている場合、支払い済みの諸費用は返金されます。
もし、サプリメントやプロテインを購入していた場合、これらの料金は戻ってきません。
退会決意から返金までの流れ
退会するには退会の意志を伝えてからライザップの店舗で返金の手続きをする必要があります。
前項に定める返金の手続きは、来店のうえ、書面で行うものとし、電話、ファクシミリ、電子メールその他の手段により手続きには応じかねるとなっているので事前にアポイントを取って手続きに行く来店日を決めます。
セッション開始後30日以内とあるので急な連絡で手続きが遅れることの無いよう要注意!
店舗へ出向いて退会の手続きをします。
担当のトレーナーさんや店舗責任者、カウンセラーなどの引き留めにあった人もいるようですが、形式上引き留めされるのは当然ですので気にしないでOK!
書類に記入して、注意事項の説明を受けて、手続き終了です。
早い場合は1週間、おそくても2週間ほどで返金されているようなので、入金の有無、金額などをチェックして問題がなければ退会手続きは終了となります。
やはり店舗で直接手続きしないといけないので辞めるならきちんと辞めたいですね。
一生懸命やっても痩せなかったら言いづらいなんてことより、痩せないならお金や時間返してよって気持ちになるので、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
場合によっては形式的に引き留めされるようですが、想定の範囲内で無理強いされることはないので安心してください。
退会に必要なもの
- 返金用の口座情報
- 契約書
- 印鑑(念のため)
慌てずに退会手続きする場合は持って行っておきたいですね。
制度利用時の注意点
- 返金の手続きは、来店のうえ書面で行う。(電話、メール等の手段による手続きは出来ない)
- 30日間全額返金保証を利用すると、再入会出来ない。
- 返金の申し出は、入会時に契約したコースの初回ご利用日から30日以内(当該日が営業日でない場合は、その翌営業日とします)に手続きを行うものとして、それ以降は返金の申し出を行うことが出来ない。
早めの申し出をすれば問題はないでしょう。
30日目に申し出た場合は手続きが出来ないことも考えられるので注意してくださいね!
また時間などは明記されていませんが、常識的に考えて本社の関連部署が閉まる前、PM5時以前にはいった方が確実です。
30日間全額返金保証制度以外の退会方法
退会方法としては【30日間全額返金保証制度】か【解約】のどちらかになります。
どうしても通えなくなってしまった場合で30日過ぎてしまったら全額返金保証は利用できませんが“解約”は可能です。
2つの方法の違いは初回セッション開始後30日以内か以後かという期日です。
しかし返金金額に大きな差が出てきます。
そしてライザップ解約は休会扱いになります。
普通にセッションが終了してライザップに行かない人も退会ではなく休会扱いとなっています。
休会の場合もう一度セッションを受けたいときは入会金は不要です。
「全額返金保証制度利用の強制退会」と「中途解約した休会」の違い
「全額返金保証制度利用の強制退会」と「中途解約した休会」 を比べた場合に大きな違いが3つあります。
- 入会金の返金がされない
- 退会手数料がかかる(最大20,000円)
- セッションした回の代金は返金されない
スポーツジムやヨガスタジオなどは法律によりクーリングオフの対象外なのでこの点は注意しておきましょう。
退会では二度とライザップのセッションを受けることは出来ませんが、中途解約の場合は再契約が可能となります!
その時は必要なくても将来行きたくなった時に利用できないという事になるので、覚悟はしておかないと退会できないです。
また通いたいなら全額返金制度は利用しない方がいいですね。
退会方法のまとめ
現在【30日間全額返金保証制度】を利用した退会は問題なくできます。
プログラム開始から30日間は、いかなる理由であっても納得できない場合は全額を返金するという事なので、お試し的な感じでセッション受けてみるのも有りですよね。
ライザップで痩せるか痩せないかはやってみないことにはわかりませんが、一人でやって痩せなかった人は痩せる可能性がおおきいです。
痩せなければ返金して貰えばいいって凄くいいですよね。
いっさいの条件なしで【30日間全額返金保証制度】を利用できるジムは全国の中でもライザップだけです。
\期待以上の結果が90.8%*/
無料でデーター測定・アドバイスをしてもらう
*RIZAPおよびRIZAPWOMANの会員に質問した結果(2020年12月RIZAP調べ)
参考記事 ≫ ライザップのトレーニングはきつい?運動苦手な50代の実体験
⇩私の体験記はコチラ